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医療業界の導入事例

このページでは、医療業界のテレワーク実施状況や導入事例、適したリモートアクセスツールをご紹介します。

医療業界のテレワーク普及率

医療業界のテレワーク実施率は、2020年11月で4.3%(※)。大企業は62.9%、中小企業は33.0%(2021年3月)の実施率なので、他業種と比較して低いです。

医療業界は現場業務が多いためテレワークが難しい業界ではありますが、オンライン診療や解析業務などのICT化による医療従事者のテレワークが徐々に進んでいます。

※参照元:総務省 令和3年版 情報通信白書(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd123410.html

参考資料:東京都産業労働局 TELEWORK活用ヒントPDF(https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/hatarakikata/telework/medical_welfare_handbook.pdf

医療業界のテレワーク化にはリモートアクセスツールが不可欠

医療業界である製薬会社や病院は、セキュリティ対策としてリモートアクセスツールを導入するほか医療機器や病院内システムの遠隔メンテナンスとしても利用されるケースも多いです。

リモートアクセスツールは病院内の閉じたネットワーク内でも、インタネットに接続せずを導入することも可能です。

実際の医療業界への導入事例から、リモートアクセスツールによってテレワークにどのような変化があったのかチェックしましょう。

INFINITTの導入事例

  • 導入ツール:RemoteView
  • 接続方式:リモートデスクトップ
  • 業種:医療システムソリューション
  • 導入規模:記載なし

導入前に抱えていた課題

取引する病院に導入したシステムのエラー対応のため、リモートアクセスツールを導入しました。しかし、セキュリティ上の問題などによりスムーズな対応が難しく不評であったといいます。医師が患者への説明に使用するものであるため、簡単で途切れず利用できるリモート接続が必須でした。

リモートアクセスツールの活用方法

医療業界で使用する画像であるため、スピーディーさに加え個人情報を守る高いセキュリティが求められます。RemoteViewを導入するにあたっては、承認されたユーザーのみがアクセスできる設定とし、病院のサーバーに格納されたデータをリモートで共有することで、スピーディーに確認できるようにしました

リモートアクセスツールを導入した効果

RemoteViewは、以前のシステムと比較しとても使い勝手が良いと評判。簡単にリモート接続ができるため、ベテラン医師から高評価を得ました。

また、他院に転院する際に生じていたデータの互換性も解消することができたことも大きなメリットです。

参照元:RemoteView公式HP(https://content.rview.com/ja/cases/medical-02/

PHC株式会社 メディコム事業部の導入事例

  • 導入ツール:LAPLINK14
  • 接続方式:リモートデスクトップ
  • 業種:ヘルスケア事業
  • 導入規模:記載なし

導入前に抱えていた課題

これまで販売していた医療事務システムは比較的取り扱いが容易でしたが、電子カルテを販売するようになりリモートアクセスツールの必要性を感じました。

電子カルテは多機能で入力することも多く、きめ細かなサポートが必須。要望があればその都度対応する体制を整えるには、リモートアクセスツールが必要だったのです。

リモートアクセスツールの活用方法

電子カルテにトラブルが起こると、診察業務の一切が滞ってしまう恐れがあります。そのため、トラブル発生時は即対応する必要がありました。

このように、医療現場でのスピーディーな対応を行うためのツールとして活用しました。

リモートアクセスツールを導入した効果

これまでは、メンテナンスの依頼があれば直接出向くことで対応してきました。しかしこのような対応では、訪問件数にも限りがあったり解決までに時間がかかったりと、効率がよくありません。リモートアクセスツールを導入してからは、お客様からの要望に即対応できたり、出張の頻度を減らしたりすることで業務の効率化を図ることができています

また、トラブルが発生した際の原因究明や修復も早く、導入先の医療機関からも好評を得ています。

参照元:LAPLINK 14公式HP(https://www.intercom.co.jp/laplink14/casestudy/phc/

医療業界のリモートアクセスツール導入まとめ

医療業界におけるリモートアクセスツールは、テレワーク以外に医事システムや電子カルテなどのメンテナンスとして活用されるケースも多いです。

医療現場でリモートアクセスツールを活用する場合には、個人情報の漏えい防止対策としてセキュリティの強化やアクセス管理が必要となります。IDやパスワードでの管理だけではなく、より強固な多要素認証なども視野に入れて選ぶのがおすすめです。

本サイトでは、テレワークに適した「リモートデスクトップ方式」「VPN方式」「仮想デスクトップ(VDI)方式」の接続方式のそれぞれ特徴に加え、テレワーク導入のニーズ別におすすめのリモートアクセスツールを紹介しています。リモートアクセスツールをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

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業界別リモートアクセスツール導入事例を見る

このページでは、医療業界のリモートアクセスツール導入事例を紹介しました。

医療業界の他に、自治体や製造業、建設業などさまざまな業界のリモートアクセスツールの導入事例を紹介しています。他の業界でのツール活用方法や導入効果などもチェックしてみましょう。

Selections

快適なテレワークを実現する
リモートアクセスツール3選
         

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リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。

ISL Online
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機能・プランが選択可能
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Desktop VPN
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  •                    
LANSCOPE
仮想環境・物理環境を
一元管理し効率的にVDI管理
  • 誰がどの仮想デスクトップを使っているか、リソースを使用しているかを自動で取得
  • 物理環境だけでなくソフトウェアの管理も可能、仮想環境・物理環境を一元管理
  • 必要な操作を3ステップで完了できるシンプルさ
  • それぞれのユーザーに専任スタッフがつき、サポートを提供

それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。