テレワークを革新するリモートアクセスツール特集-テレファイン- » リモートアクセスツール一覧 » リモートPCアレイ

リモートPCアレイ

このページでは、リモートアクセスツール「リモートPCアレイ」について機能や特徴、導入事例などをまとめました。リモートアクセスツールを比較検討して適切な製品を導入するためにも、ぜひ参考としてご活用ください。

リモートPCアレイのシステム方式

リモートPCアレイは、1台の筐体に物理PCカートリッジと仮想デスクトップ構成に必要なコンポーネントを複数搭載している、リモートアクセスツールです。20~30の物理PCカートリッジと、48ポートのネットワークスイッチ、さらに2つの電源供給ユニットなどがパッケージングされており、1台の筐体を導入することで複数の仮想デスクトップを各ユーザーが利用できるようになります。

また、1ユーザーに対して1PCカートリッジが物理アクセスによって割り当てられるため他ユーザーの負荷干渉も無用です。

リモートPCアレイの特徴

複数の仮想デスクトップと物理PCカートリッジを同時導入

リモートPCアレイでは、筐体1台あたり最大30の物理PCカートリッジや48のネットワークスイッチが搭載可能であり、それぞれのカートリッジなどに合わせてユーザーを設定できます。そのため、各ユーザーの作業は独立した環境で実行されており、他のユーザーが高負荷の作業を行っていても悪影響を受けることはありません。

また、個々のユーザーはリモート環境から自分のPCカートリッジへアクセスできるため、テレワークやリモートワークといった目的で利用する上でもメリットがあります。

設計構築期間を圧縮して効率化

ハイパーバイザーが不要となっている上、パフォーマンスサイジングも不要です。そのため、一般的なVDI設計期間と比較すると短期間での導入が可能になっており、速やかに作業環境を移行したり整備したりする上で役立ちます。

また、ハイパーバイザーが不要ということでランニングコストの圧縮にも効果的です。

ユーザーの人数に合わせてシャーシ単位の拡張が可能

ユーザーの数に合わせてシャーシを追加すれば拡張もスムーズに行えます。シャーシ追加も1単位で行えるので、導入後にシステムを拡張したい場合にも有効です。

なお、管理ツールとしても、筐体にツールを取り付ける方法やネットワーク越しの管理方法などがあります。

リモートPCアレイの導入事例

ひたちなか市役所での導入事例

ひたちなか市役所では、リモートPCアレイを活用し、300台のリモート接続用環境を構築しました。VDIと比較して低コスト・短期間での導入が可能であり、保守運用の面でも利便性や安全性について信頼できると判断されたことが、リモートPCアレイ導入の決め手だそうです。各ユーザーが自分の物理PCリソースを占有するという点も重要です。

参照元:リモートPCアレイ公式HP(https://www.ascentech.co.jp/case/hitachinaka.html

東京たま広域資源循環組合での導入事例

東京たま広域資源循環組合では、新型コロナウイルス感染症に関連した感染防止対策の拡充や、各職員のテレワーク環境の構築を目的として、リモートPCアレイを導入しています。申込みから構築まで2ヶ月という期間で導入できた上、サーバラックに収納可能なサイズによって省スペース化も同時に叶えられています。

参照元:リモートPCアレイ公式HP(https://www.ascentech.co.jp/case/tokyo_tama.html

リモートPCアレイの機能

セキュリティ機能

  • Firmware アップデート

管理機能

  • 管理機能(Atrust Chassis Manager)
  • Local ACM
  • Remote ACM
  • スイッチ管理
  • ユーザアカウント管理(ACM用ユーザ)

その他の機能

  • SNMPTrap
  • メール通知
  • シャーシの障害通知

リモートPCアレイの費用

初期費用 公式HPに記載がありませんでした。
月額費用 公式HPに記載がありませんでした。

リモートPCアレイのまとめ

リモートPCアレイは、1Uのサイズの筐体に複数の仮想デスクトップと物理PCカートリッジを集合させられるリモートアクセスソリューションです。それぞれのユーザーは物理PCカートリッジを占有しており、他人の作業による影響を受ける心配がありません。また、リモート環境でも自分の仮想デスクトップへアクセスして作業することができます。

テレワーク導入に向けてリモートアクセスツールを選ぶ際には、使いやすさや導入のしやすさ、セキュリティの高さに着目し、自社に合うリモートアクセスツールを選びましょう

本サイトでは、テレワークに適した「リモートデスクトップ方式」「VPN方式」「仮想デスクトップ(VDI)方式」の接続方式のそれぞれ特徴に加え、テレワーク導入のニーズ別におすすめのリモートアクセスツールを紹介しています。リモートアクセスツールをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

自社のテレワークに適した
リモートアクセスツール3選を見る

リモートPCアレイの基本情報

対象機器 PC
動作環境 Windows 10
フレームレート 要問合せ
通信量 要問合せ
無料体験 要問合せ

リモートPCアレイの運営会社情報

  • 会社名:アセンテック株式会社
  • 所在地:東京都千代田区神田練塀町3 大東ビル9F
  • 電話番号:03-5296-9331
  • 受付時間/定休日:公式HPに記載がありませんでした。
  • 公式HPのURL:https://www.ascentech.co.jp/

Selections

快適なテレワークを実現する
リモートアクセスツール3選
         

自宅や外出先でオフィス出勤時と同じアプリ、システムを利用でき、オフィスと同等の業務・セキュリティレベルを確保できる方式の
リモートアクセスツールの中から、企業が持つテレワークのニーズに特化したリモートアクセスツールを紹介します。
リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。

ISL Online
用途に合わせた
機能・プランが選択可能
  • ヘルプデスク、社外サポート、テレワーク等、用途にあった豊富な機能・プランで生産性アップ
  • ワンタイム接続」「常駐接続」両方を利用し、管理・運用を最適化できる
  • 全セッションがSSL 256bit-AESで暗号化された、高度なセキュリティ
  • 三菱ケミカルシステム、LIXIL等の大手企業による導入実績あり
Desktop VPN
高度なセキュリティ環境で
データ保護が可能
                           
  • RSA1024bitの暗号化によるSSL-VPNトンネリングを採用、安全性の高いアクセス
  • プロバイダ等の制限なしで利用できる
  • アプリケーションをインストール、ネットに接続するだけの簡単設定
  • クライアント側にデータを残さず、情報流出のリスクを軽減
  •                    
LANSCOPE
仮想環境・物理環境を
一元管理し効率的にVDI管理
  • 誰がどの仮想デスクトップを使っているか、リソースを使用しているかを自動で取得
  • 物理環境だけでなくソフトウェアの管理も可能、仮想環境・物理環境を一元管理
  • 必要な操作を3ステップで完了できるシンプルさ
  • それぞれのユーザーに専任スタッフがつき、サポートを提供

それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。