ネットワーク工事が不要なリモートアクセスツール「SWANStor(スワンストア)」について、特徴やシステム方式、導入事例などをまとめました。
SWANStorはVPNの設置が不要でスムーズな導入を叶えられる、リモートデスクトップ方式のリモートアクセスツールです。インターネットへアクセスできる環境さえあれば、社外のどこからでも社内のパソコンへアクセスして、電源のON/OFFを含めた様々な作業を遠隔操作することができます。また、ワンタイムパスワードやICカードといった複数の認証機能を搭載しており、オプションを活用すれば万一のトラブルに備えてクラウドで自動バックアップといったサービスも利用可能です。
SWANStorはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなど、色々なデバイスで利用できるマルチデバイス対応のリモートアクセスツールです。誰がどのような形でアクセスしたのか記録されているため、改めてチェックすることで管理業務を効率化することもできます。
クラウド利用で端末にデータを残さないため、仮にデバイスが盗まれたとしても情報漏洩といったインシデントを防止できます。
SWANStorでは導入前に使用感や利便性などを確認できるよう、30日間の無料トライアル期間が設定されていることも重要です。その上、無料トライアル版であっても利用できるのはフル機能の「SWANStor Server PRO EX2.0J」であり、さらにインストール手順や設定方法などに関して質問があればテクニカルサポートがしっかりと相談に乗ってくれることも強みです。
なお、SWANStorでは各種オプションサービスも提供されており、自社ニーズに合わせてカスタマイズしていくことができます。
NTTデータでは2009年の「お客様システム」の刷新においてSWANStorを導入しました。SWANStorを選んだ理由は、国産のリモートアクセスツールであり、サポート対応や安定性などNTTデータが求める基準をクリアしていたことが挙げられています。
利用ユーザーが数百社に達するという状況で厳格な仕様が求められていましたが、パッケージソフトとしてオールインワンかつセキュアなシステムとなっており、安全を担保した上でUIの使いやすさも追究されていることがポイントだったそうです。
参照元:エリアビイジャパン株式会社公式HP
(https://www.areabe.com/case/nttdata.html)
初期費用 | 要問合せ |
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年額費用 | 要問合せ |
SWANStorはVPNの設置などが不要でシンプルな導入を実現しつつ、様々な要素による認証機能やアクセス制限・操作制限といった機能によって安全性を高められているリモートアクセスツールです。また、オンデマンドシンクライアントやクラウドサービスといった機能も利用可能となっており、さらに具体的な操作性や使用感は30日間の無料トライアル期間でチェックすることができます。
なお、初めてリモートアクセスツールを導入する方のために導入支援サービスも提供されています。
対象機器 | パソコン、スマホ、タブレットなどマルチデバイス対応 |
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動作環境 | 要問合せ |
フレームレート | 要問合せ |
通信量 | 要問合せ |
無料体験 | あり/30日間 |
Selections
自宅や外出先でオフィス出勤時と同じアプリ、システムを利用でき、オフィスと同等の業務・セキュリティレベルを確保できる方式の
リモートアクセスツールの中から、企業が持つテレワークのニーズに特化したリモートアクセスツールを紹介します。
リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。
それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。