このページでは、専門業のテレワーク実施状況や導入事例、専門業に適したリモートアクセスツールをご紹介します。
学術研究や法務関連などの専門業におけるテレワーク実施率は、2020年11月で43.2%と高い割合です。この業種で従来行っていた訪問(来客対応)や電話対応業務は、グループウェアやオンラインツール、メールなどを利用することでテレワークが可能となります。
税理士や弁護士などを含む専門業においても、子育てや介護などで出社が難しいスタッフのサポートや働き方改革として、テレワークを進めている事務所も増えています。
参照元:総務省 令和3年版 情報通信白書(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd123410.html)
PCを持ちだして作業する場合、高額なソフトを購入しそれぞれのPCにインストールする必要がありました。また、このときに使用するソフトはオフラインライセンスであるため、データのダウンロードが必要な場合はオフィスに戻らなければいけません。
このようにオフラインソフトの購入にかかるコスト削減や作業の効率化に加え、セキュリティ強化対策などのためにリモートアクセスツールの導入を検討するようになりました。
導入当初は客先で作業を行うスタッフのみが使用していましたが、現在ではすべてのスタッフのPCに導入しています。導入するのにほとんど手間がかからなかったことや、使い方が簡単であったため、スタッフにも受け入れられやすかったようです。
リモート中の作業では、情報漏えい防止のため「遠隔画面ロック機能」を活用したり、手元にあるプリンターで印刷できる「遠隔プリンター機能」を活用したりしています。
出先や自宅で作業ができるようになったことでシームレスな作業が可能になりました。2日かかっていた作業が1日で終わるなど、業務の効率化を実感。さらには、システムを通してスタッフの業務管理が行えるようになったことも大きなポイントではないかと考えています。
また、データの持ち運びがなくなり、USBも携帯しなくなったため、重要なデータの紛失リスクがなくなりました。
参照元:RemoteView公式HP(https://content.rview.com/ja/cases/institution-06/)
業務の効率化のため、外出先でも仕事ができる方法を考える必要があったことから、リモートアクセスツールの導入を検討しました。また、海外のお客様とのやり取りは夜になってしまうことも多々あるため、社内でしか作業ができないのは効率が悪いと考えていました。
社外での作業に重要なのはセキュリティの高さ。高度なセキュリティをもって作業をするには、リモートアクセスツールが必須です。
USBキーを採用したマジックコネクトはID・パスワードに加え、USBキーのハードウェア固有情報を認証に使用します。そのため、複数の認証が組み合わさる多要素認証ができ、安心して作業を行うことができました。
指導や監査の際に必要な顧客データ、つまり重要な機密事項をPCに入れて持ち歩く必要がなくなりました。社内の自席にあるPCをリモート操作できることで、情報漏えいのリスクがなくなります。
また、やりかけの仕事を自宅や外出先で行うこともできるので、効率よく作業が進められるようになりました。
参照元:RemoteView公式HP(https://www.magicconnect.net/example/voice1.php)
顧客情報の管理が必要になる専門業のテレワークでは、情報漏えい防止のためセキュリティ対策を強化することが重要です。セキュリティ強化として多要素認証なども採用すると安心でしょう。さらに、操作される側の画面をロックする「遠隔画面ロック機能」などが利用できるとより安全です。
また、ソフトの追加ライセンス契約の必要がないものを選ぶことで、コストの削減につながります。
本サイトでは、テレワークに適した「リモートデスクトップ方式」「VPN方式」「仮想デスクトップ(VDI)方式」の接続方式のそれぞれ特徴に加え、テレワーク導入のニーズ別におすすめのリモートアクセスツールを紹介しています。リモートアクセスツールをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
このページでは、専門業のリモートアクセスツール導入事例を紹介しました。
専門業の他に、自治体や医療機関、建設業などさまざまな業界のリモートアクセスツールの導入事例を紹介しています。他の業界でのツール活用方法や導入効果などもチェックしてみましょう。
Selections
自宅や外出先でオフィス出勤時と同じアプリ、システムを利用でき、オフィスと同等の業務・セキュリティレベルを確保できる方式の
リモートアクセスツールの中から、企業が持つテレワークのニーズに特化したリモートアクセスツールを紹介します。
リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。
それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。