このページでは、日本情報システム株式会社が提供している「Yubi Plus(ユビプラス)」について、リモートアクセスツールとして活用した場合の特徴や、製品の概要、導入事例などをまとめて解説しています。リモートアクセスツールの比較検討にご活用ください。
Yubi PlusはWindowsパソコンにおいて、二要素認証ログインとリモートアクセスの機能を同時に活用できるITソリューションです。Windowsパソコン認証システムに加えてUSBセキュリティ鍵(デバイス)が採用されており、物理認証や生体認証などの認証システムを利用できます。
また、Yubi Plusにはスタンドアロン版とネットワーク版が展開されていますが、ネットワーク版については遠隔ログイン機能かつシンクライアント方式による操作が可能な、リモートアクセス機能が標準搭載されていることも特徴です。
Yubi Plusのリモートアクセス機能は、社外パソコンから社内パソコンへアクセスした上で、社内パソコンの画面を社外パソコンへ転送する画像転送方式(シンクライアント方式)が採用されています。
社内パソコンの操作を社外パソコンから行いつつ、社内パソコンのデータが社外パソコンへ転送・保存されることはないため、社外パソコンを紛失したり盗まれたりした際に情報漏洩リスクを低減させられることが強みです。
Yubi Plusではリモートアクセス用アプリを作り、Windowsログインパスワードを最初に入力します。その上で、さらにUSBセキュリティ鍵をパソコンへ接続し、物理認証か生体認証によってユーザー確認をすることがポイントです。
特に生体認証では登録ユーザーの指紋といった生体情報が鍵となっており、仮に第三者がパソコンを盗んで悪用しようとしてもリモートアクセスを行うことはできません。
なお、USBセキュリティ鍵を抜くとリモートアクセスが自動的に終了します。
管理者は認証サーバーにおいてユーザーのパソコンを一元管理することが可能です。一元管理可能なパソコンの台数に制限はなく、企業として多くの従業員のリモートワーク環境構築を目指す際にも有効です。
狭山ケーブルテレビ株式会社では従業員のリモートワーク環境の拡充を実現するために。Yubi Plusを導入しています。製品を選定した決め手は社内貸与の持ち帰りPCに対応しており、さらにセキュリティ対策に関して信頼性を得られたことなどが挙げられます。
参照元:Yubi Plus公式HP(https://yubiplus.com/casestudy/476/)
長野県教育委員会では、県立高校79校の教職員(約4200人)に対して、Yubi PlusのUSBセキュリティ鍵を配布し、二要素認証ログインなどを活用した高度なログインシステムを採用しました。教職員には学生などの重要な個人情報を取り扱う責任があり、信頼できる管理品質が不可欠でしたが、一方で公金を使う以上、予算の問題もありました。Yubi Plusは両方のニーズに対応できる製品だったそうです。
参照元:Yubi Plus公式HP(https://yubiplus.com/casestudy/856/)
| 初期費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 月額費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
Yubi Plusは複数の認証方法に対応しているITソリューションであり、ネットワーク版にはリモートアクセス機能が標準搭載されています。オンラインでパスワードを使った認証を行うだけでなく、USBセキュリティ鍵を使った物理的な認証も同時に行うことで、セキュリティ面で信頼できるリモートアクセスを実現することが可能となりました。
テレワーク導入に向けてリモートアクセスツールを選ぶ際には、使いやすさや導入のしやすさ、セキュリティの高さに着目し、自社に合うリモートアクセスツールを選びましょう。
本サイトでは、テレワークに適した「リモートデスクトップ方式」「VPN方式」「仮想デスクトップ(VDI)方式」の接続方式のそれぞれ特徴に加え、テレワーク導入のニーズ別におすすめのリモートアクセスツールを紹介しています。リモートアクセスツールをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
| 対象機器 | PC |
|---|---|
| 動作環境 | Windows 8.1(32bit/ 64bit)、Windows 10(32bit/ 64bit)、Windows 11 (64bit) |
| フレームレート | 公式HPに記載はありませんでした。 |
| 通信量 | 公式HPに記載はありませんでした。 |
| 無料体験 | 要問合せ |
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自宅や外出先でオフィス出勤時と同じアプリ、システムを利用でき、オフィスと同等の業務・セキュリティレベルを確保できる方式の
リモートアクセスツールの中から、企業が持つテレワークのニーズに特化したリモートアクセスツールを紹介します。
リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。
それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。