使い勝手の良い操作性により、クリエイティブ業界でも使用されているSplashtop(スプラッシュトップ)について調査しました。
リモートデスクトップ方式。申し込み後にアカウントが発行され、アプリをダウンロードすることで接続できます。
ツールに採用されているエンジンは、フルHDで1秒あたり30フレームを実現し、リアルタイムに高速描写が可能です。リモートアクセスの難点に「画面の遅延」が挙げられますが、Splashtopなら会社のPCを直接操作しているかのようなサクサクした動作で作業ができます。
また、Splashtop Enterprise版のリモートスタイラスでは、ペンタブの筆圧・傾きに対応し、クリエイティブ作業のテレワーク化をさらに促進しました。オンライン会議のホワイトボード機能の活用にも役立つでしょう。
PCだけではなく、スマートフォンやタブレットなどさまざまな端末からリモートコントロールが可能です。幅広いOSに対応しているので、ツールを導入するために、新しいPCや端末を購入する必要がなく、現在使用している端末で使用できます。
スマホやタブレットでSplashtopを使用することで、営業先での資料共有をスムーズにし、建設業であれば現場での図面確認ができるなど広い業界で活用できます。
2段階認証やデバイス認証やソフトウェアのアップデート、セキュリティの自動更新など、セキュリティ機能もしっかり搭載しています。リモートセッションはSSL/TLS、AES-256ビットで保護されており、通信の安全性が高いのも特徴。リモートデスクトップ方式で端末にデータが残らないため、情報管理がしやすくなります。
このコロナ禍だと、スタッフの作業場や自宅に出向いて権限を削除することも難しく、とても手間がかかります。したがって、スプラッシュトップのクラウド上で権限の管理ができる機能(アカウントを無効可できる機能)と、スプラッシュトップの強みでもある高速に画面転送が導入の決め手となりました。今まで会社で作業していた動作で、ストレスを感じることなく業務ができることも魅力でした。
参照元:Splashtop公式HP(https://www.splashtop.co.jp/achievements/khara.html)
導入に関しては、管理者が色々な機能を管理できて、(特定の)機能をオンにしたりオフにしたりとか、セキュリティのレベルをコントロールできることが最も大きいポイントでした。インストールも簡単で、私物のPCでも使えるので、機材の調達が間に合わない場合でもすぐに対応できます。セキュリティ面もあまり心配しなくても安全にリモートで業務ができるので(導入までの)スピード感もよかったです。
参照元:splashtop公式HP(https://www.splashtop.co.jp/achievements/platinumgames-1.html)
| 初期費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 年額費用 | Splashtop Business:16,500円(税込)/1ライセンス |
Splashtopは、fps30によるなめらかな画面操作で、テレワークでも社内PCと同様の作業が可能。セキュリティも高いため、クリエイティブな作業を行う職場にぴったりです。
テレワーク導入に向けてリモートアクセスツールを選ぶ際には、使いやすさや導入のしやすさ、セキュリティの高さに着目し、自社に合うリモートアクセスツールを選びましょう。
本サイトでは、テレワークに適した「リモートデスクトップ方式」「VPN方式」「仮想デスクトップ(VDI)方式」の接続方式のそれぞれ特徴に加え、テレワーク導入のニーズ別におすすめのリモートアクセスツールを紹介しています。リモートアクセスツールをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
| 対象機器 | PC、モバイル |
|---|---|
| 動作環境 | Windows、Mac、Linux、iOS、Android |
| フレームレート | スーパーハイ:60fps(※) 高い:30fps(画質優先) 普通:15fps 低い:5fps(操作レスポンス優先) |
| ネットワークトラフィック | 通信速度:平均1Mbsps程度 総トラフィック:70Mbyte (10分利用時) |
| 無料体験 | あり/30日間 |
※最高フレーム率(60fps)はStreamerとClientが同一のネットワーク上にある場合のみ利用可能。
通信量は通信環境によって異なります。
Selections
自宅や外出先でオフィス出勤時と同じアプリ、システムを利用でき、オフィスと同等の業務・セキュリティレベルを確保できる方式の
リモートアクセスツールの中から、企業が持つテレワークのニーズに特化したリモートアクセスツールを紹介します。
リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。
それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。