このページでは、運送・運輸業でのテレワークの状況や、リモートアクセスツールの導入事例をまとめて紹介します。
最初はフリーのリモート操作ツールを導入していたが、展開が煩雑であることやセキュリティ面の不安から、別のリモートアクセスツールの検討を始めました。
遠く離れた拠点間での、社内ヘルプデスクとして活用しています。離れた場所に倉庫があったり、他県にも事務所があるほか、広大な敷地には事務所が点在しています。ISL Onlineを使えば、事務所を移動することなく、リモートでのサポートが可能です。
情報システム部門のヘルプデスク担当が、現場からの問い合わせにリモート画面を見ながら説明したり、リモートでパソコンの設定をしたりと、さまざまな使い方がされています。
リモートアクセスツールを導入したことで、無駄な移動がなくなり作業効率が上がりました。接続はメールで送信したURLをクリックするだけなので、クライアントへのインストールも必要ありません。インターネットさえあれば接続できるので、自宅でもサポートを開始できる点も使いやすいです。ファイルサーバーを経由しなくても、ローカルPCからファイルを送れるのも便利になりました。
セッション再接続の機能が備わっているので、ユーザー切り替えの足袋に接続し直す必要もなく、ストレスが減りました。
参照元:ISL Online|導入事例/港湾運送会社様(https://www.islonline.jp/case/case_port-transport.html)
早い段階からリモートアクセスを利用していましたが、以前のリモートアクセスではセキュリティ面で不安がありました。外出先からも社内システムにアクセスできる面では便利な反面、情報漏洩の面が課題でした。
セキュリティ面の不安を解消するとなると、PCそのものを紛失や盗難した場合に、対処できないという課題をクリアする必要があります。セキュリティ面の課題のクリアと、社外での業務を両立させる必要があります。そこで導入を決めたのが、MagicConnectでした。
MagicConnectはUSBタイプのリモートアクセスツールです。拠点のPCのUSBポートに差し込むだけで、自分の会社のデスクトップにアクセスできます。そのため、PCを持ち歩く必要がなく、出張先や外出先からも、気軽にアクセスできるようになりました。これで、物理的な情報漏洩の心配からは解消されます。
また、画面転送方式なので、仮にパソコンを持ち出す状況になったとしても、アプリケーションやファイルはそこにないので、セキュリティ面でも安心です。
外出時にノートパソコンを持ち運ぶ必要がなくなったため、盗難などの不安から解消されました。また、荷物も減り、身軽で移動できるようになったことで、営業の機動力も向上しています。
現在の導入規模は35IDですが、社内での評判も良いことから導入数を増やしています。既存のPCですぐにサービスを導入できるので、経営サイドにも好評です。
参照元:docomo business|導入事例/運輸業B社様(https://www.ntt.com/business/services/application/remote-desktop/bizcom/case/example_02.html)
総務省が2020年11月に調査したテレワーク実施率を見ると、運送・運輸業のテレワーク普及率は、11.3%になっています。テレワークの普及率は、業種によってばらつきが生じています。しかし、業界全体の普及率が24.7%であることを考えると、決して高いとは言えないでしょう。
参照元:総務省 令和3年版 情報通信白書(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd123410.html)
目まぐるしく情勢が変わる昨今、リモートワークの導入が進んでいます。運送・運輸業においても、同様です。運送・運輸業については人材不足が深刻化しており、人材の維持・確保が課題になっています。人材を維持・確保するには、労働環境の整備や労働条件の改善が必要になるでしょう。
近年、就職活動を行う学生は、ワークライフバランスを重視しています。長く働ける職場なのか、プライベートとのバランスを保てるか、という点に着目する人が増えているようです。
柔軟な働き方ができるツールの一つに、リモートアクセスツールが挙げられます。リモートアクセスツールの導入によって、通勤時間の削減ができ、空いた時間を趣味や家族との時間に当てることができます。運送・運輸業においても、柔軟な働き方ができる改革が、より強く求められるでしょう。
働き方改革が求められるようになり、運輸・運送業でもリモートアクセスツールを導入する企業が増えています。拠点や移動が多い、運送・運輸業においては、リモートアクセスツールを導入することで、仕事の効率化を目指すこともできます。人材不足で悩む運送・運輸業だからこそ、リモートアクセスツールの導入を検討しましょう。
その他の業界についても、さまざまなリモートアクセスツールの導入事例を紹介しています。活用方法や効果をまとめていますので、参考にしてみてください。
Selections
自宅や外出先でオフィス出勤時と同じアプリ、システムを利用でき、オフィスと同等の業務・セキュリティレベルを確保できる方式の
リモートアクセスツールの中から、企業が持つテレワークのニーズに特化したリモートアクセスツールを紹介します。
リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。
それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。