日本通信ネットワーク株式会社が提供するリモートアクセスツール「FLESPEEQ VPN(フレスピークVPN)」のシステム特徴や導入費用などを解説していますので、参考にしてください。
「FLESPEEQ VPN」はIPoE(IP over Ethernet)方式を採用して、クライアントへセキュアな閉域ネットワーク環境を提供するIP-VPNサービスです。IP-VPN環境の構築やルータの設置、24時間365日体制の保守対応までワンストップサービスとして提供しており、インターネットへの接続やテレワーク利用、ルータトラブルに対する出張メンテナンス・保守作業など様々なプランを検討できます。
また、月額制の利用料金にはVPNネットワーク利用料金と光アクセス回線利用料が含まれており、クライアントの低コストニーズにも配慮したネットワークサービスになっていることが特徴です。
従来のPPPoE方式(PPP over Ethernet)では、基地局にある網終端装置を経由しなければならずアクセス時に遅延が発生することを防げませんでした。一方、FLESPEEQ VPNで採用されているIPoE方式(IP over Ethernet)は、利用デバイスからVPNへダイレクトに接続することが可能なので、通信速度が速く遅延リスクを低減させることが可能となっています。
インターネットを経由せずに閉域ネットワーク環境を利用するからこそ、セキュアな利用条件を叶えることが可能となりました。
また、事前に接続が許可されている光回線以外からのアクセスはネットワークのエントランスで遮断されるため、ルータ紛失や盗難時の不正アクセスを予防できることも特徴です。
リモートワークに対応するため、社外のモバイル端末でワンタイムパスワードを発行し、インターネットからゲートウェイを安全に通過してVPNへアクセスするという、ネットワーク構造を確立します。
日本各地に工場や事業拠点を展開しているB社では、低滞域専用線を活用してリモート会議を行っていましたが、テレワークの拡大によってトラフィック量が増加した影響を受けて、ビデオ通話やテレビ会議などの最中にたびたび回線が途切れたり、いっそ社内ネットワークへアクセスできなかったりという不具合が発生していたそうです。
そこでFLESPEEQ VPNを導入した結果、IPoEを活用した広帯域ネットワークを利用できるようになり、安定性とセキュリティ性の両方を向上させることが叶いました。
参照元:日本通信ネットワーク株式会社公式HP
(https://www.c-ntn.co.jp/service/flespeeq/ip-vpn/)
初期費用 | 83,000円/1回線 |
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月額費用 | 9,800円/1回線 |
年間利用料(初期費+1年契約) |
200,600円/1回線 |
※土日休日夜間の作業は割増料金が適用されます。
FLESPEEQ VPNは閉域ネットワーク環境を構築して、セキュアな社内ネットワークを利用したり、外部からの不正アクセスを予防して許可ユーザーや指定デバイスからのアクセスだけを通過させたりと、安全なVPNを利用できるサービスです。
24時間365日体制のルータ保守サービスなど導入後のサポートもきちんと行われている上、初期費用などはかかるものの利用料金は1回線あたり月額9,800円という設定も特徴です。
企業ニーズに合わせてプランを相談できるため、まずは詳細について問い合わせてみると良いでしょう。
対象機器 | パソコンなど(詳細は要問合せ) |
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動作環境 | 要問合せ |
フレームレート | 要問合せ |
通信量 | 要問合せ |
無料体験 | 要問合せ |
Selections
自宅や外出先でオフィス出勤時と同じアプリ、システムを利用でき、オフィスと同等の業務・セキュリティレベルを確保できる方式の
リモートアクセスツールの中から、企業が持つテレワークのニーズに特化したリモートアクセスツールを紹介します。
リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。
それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。