ゼロトラストを実現できるリモートアクセスツール

テレワークの普及により注目されているのが、セキュリティ対策です。ここでは、セキュリティに関する考え方である「ゼロトラスト」とは何か、ゼロトラストを実現するリモートアクセスツールにはどういった条件があるのかなどについて解説します。

ゼロトラストとは？

ゼロトラストとは「何も信頼しない」を前提として、セキュリティ対策を講じておく考え方のことをいいます。2010年にアメリカの調査会社「Forrester Research社」によって提唱された概念です。

ゼロトラストの基本から解説します。

ゼロトラストの目的

ゼロトラストの目的は、セキュリティ向上です。従来以上にセキュリティ性を高め、何事に対しても信頼することなく、確認を行うことで脅威に備えます。

ゼロトラストの仕組み

従来のセキュリティ対策では内側を信頼できるものと考える傾向があり、主に社外と社内の境界線で対策を講じていました。ですが、ゼロトラストでは、社内も含めて信頼することなく、万全のセキュリティ対策をとります。

近年はクラウドシステムが普及しており、社内だけではなく社外にも保護しなければならない情報が増えました。社内外すべてを信用しないことに加え、社外も含めてさまざまなセキュリティ対策を講じるのがゼロトラストです。

社会・社内すべてのアクセスに対し、セキリティレベルをチェックしたり、見直したりする対策をとります。

ゼロトラストを実現できるリモートアクセスツールの条件

ゼロトラストの実現につながるようなリモートアクセスツールを導入しようと考えているのであれば、以下のような条件が求められます。

認証機能に優れている

ユーザー認証の強化につながるようなツールを選ぶことが重要です。

例えば、多要素認証が利用できるツールであれば、万が一ログイン情報が流出してしまったとしても簡単にはログインできません。

他にも、選択するリモートアクセスツールによって力を入れているセキュリティ対策が異なります。

ゼロトラストの基本は、セキュリティ対策です。万が一の情報流出を防いだり、データの持ち出しを予防できたりするようなセキュリティ対策が取られているリモートアクセスツールを取り入れましょう。

アクセス履歴の可視化ができる

アクセスログを取得する形でアクセス履歴の可視化ができるツールは、セキュリティ面で優れています。誰がどこからどのようなファイルにアクセスしているのかをチェックしましょう。

従業員のアクセスログを取得することにより、危険な行動をとっている人がいればいち早く気づくことにもつながります。

ゼロトラストを実現できるリモートアクセスツールを選ぼう

セキュリティに力を入れるのであれば、今回ご紹介したゼロトラストに取り組んでみてはいかがでしょうか。

社内と社外の両方で十分な備えをしておくことにより、万が一の情報漏えいといったリスクを抑えられます。ただ、そのためにはゼロトラストを実現できるリモートアクセスツールを選択することが欠かせません。

セキュリティにこだわったリモートアクセスツールの導入について検討しているのであれば、以下でおすすめを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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