このページでは、NTTコムウェア株式会社が提供しているリモートアクセスツール「s-WorkSquare(Sワークスクエア)」について、システムの機能や特徴、導入事例などを解説しています。リモートアクセスサービスの比較検討の参考としてご活用ください。
s-WorkSquareはサーバ上に仮想PCを構築して、手元にあるデバイスからアクセスする「仮想デスクトップ(VDI)」を活用したリモートアクセスサービスです。インターネットへアクセスできる環境があれば、いつでも気軽に自分の仮想デスクトップPCへアクセスして情報を取得したり作業を実行したりすることができます。
s-WorkSquareを活用した場合、アクセスを行ったデバイスには作業の内容や情報が痕跡として残らないため、端末を盗まれても情報が悪意ある第三者に利用されるといったリスクを回避することが可能です。
s-WorkSquareはクラウドサーバに仮想デスクトップPCを構築して、実際にパソコンを操作しているような感覚で情報管理などを行えるシステムです。想定されている仮想PCのスペックはOS「Windows10 Enterprise 64bit」、メモリ4GB、CPU最大2.6GHz、ディスク容量10GBといった内容になっています。
アクセス時はワンタイムパスワード認証が採用されており、セキュリティ管理についても配慮されています。
インターネットへ接続できる環境であれば、パソコンだけでなくタブレットなどを使っても仮想PCへアクセス可能です。各種データや作業の処理はクラウドサーバ上で実行されており、あくまでも手元のデバイスには画面が転送されてくるだけとなっています。そのため重要情報がデバイスに残存することがなく、仮に手元のタブレットやパソコンが盗難に遭っても情報がまとめて盗まれるといった心配がありません。
デバイスと仮想PCのあるクラウドサーバの間はインターネットVPNによって接続されています。そのため、一般のインターネット環境からは隔絶されており、悪意ある第三者によって監視されたり盗聴されたりといった問題も回避可能です。
なお、クラウドとデータセンターの間は閉域回線で接続されており、情報漏洩リスクを解消していることもポイントです。
金融分野で事業を行う独立系SIerのA社では、既存のリモートワーク環境を刷新するためにs-WorkSquareを導入しました。2020年5月時点で約1,850名の従業員がs-WorkSquareの仮想PCを活用したリモートワークを行っているそうです。
参照元:ドコモビジネス公式HP
(https://www.ntt.com/bizon/d/00153.html)
海外企業との貿易を行っている小売業B社では、かつてFAT端末とRAS接続を利用したリモートワーク環境を構築していました。しかし複数の海外拠点とVPNを接続する回線費用が月額50万円と高額になっており、コスト見直しのためにs-WorkSquareを導入しました。結果的に利用ユーザーが増えたにもかかわらず、コストは低減しています。
参照元:ドコモビジネス公式HP
(https://www.ntt.com/bizon/d/00153.html)
要問合せ
初期導入費用 | 要問合せ |
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月額費用 | 5,200円/ID~ |
NTTコムウェア株式会社が提供する「s-WorkSquare」は、クラウドサーバ上に構築した仮想デスクトップPCへ、インターネットVPNと閉域回線を活用してアクセスするリモートワークシステムです。パソコンやタブレットなど複数のデバイスに対応しており、インターネットへの接続環境があれば気軽に利用することができます。
テレワーク導入に向けてリモートアクセスツールを選ぶ際には、使いやすさや導入のしやすさ、セキュリティの高さに着目し、自社に合うリモートアクセスツールを選びましょう。
本サイトでは、テレワークに適した「リモートデスクトップ方式」「VPN方式」「仮想デスクトップ(VDI)方式」の接続方式のそれぞれ特徴に加え、テレワーク導入のニーズ別におすすめのリモートアクセスツールを紹介しています。リモートアクセスツールをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
対象機器 | マルチデバイス対応 |
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動作環境 | 要問合せ |
フレームレート | 要問合せ |
通信量 | 要問合せ |
無料体験 | 要問合せ |
Selections
自宅や外出先でオフィス出勤時と同じアプリ、システムを利用でき、オフィスと同等の業務・セキュリティレベルを確保できる方式の
リモートアクセスツールの中から、企業が持つテレワークのニーズに特化したリモートアクセスツールを紹介します。
リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。
それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。