リモートデスクトッププロトコル(RDP)の対応のリモートデスクトップであるNetSupport Manager(ネットサポートマネージャー)について調査しました。
リモートデスクトップ方式。ソフトウェアをインストールし、LANやWAN、インターネットを経由して接続できます。
NetSupport Managerにはセキュリティ対策として、不正アクセスからデータを守るための機能が備わっています。クライアント接続へのパスワード認証設定、未登録端末からのアクセスを拒否など、アクセスに対する制御が可能です。
また、独自のゲートウェイを経由しており、通信が暗号化されています。暗号化は56ビットDESから256ビットAESまで設定できるので、高いセキュリティレベルが可能となります。
1台の管理端末から、複数のリモート端末にアクセスでき、業務中に接続している全ての端末画面をリアルタイムでモニタリング可能です。表示画面のサイズや更新時間の設定など、必要に応じて設定しましょう。
テレワークの課題となっている業務管理、マネジメントのしやすさを感じにくいため、トラブルが起こっても管理者への共有、報告まで迅速に対応できます。
リモートデスクトップ方式では、基本的に電源がついている端末にしかリモートアクセスできない難点があります。NetSupport Managerでは、電源オフになっているリモート端末にアクセスし、電源オンにするWOL機能を搭載。すぐに始業することができます。
また、テキストや音声によるチャットやホワイトボード機能、メッセージ機能など、テレワークでも会議やプレゼンテーションがしやすくなります。
製品内にゲートウェイ機能が含まれている為、別途機材を用意する必要が無く、スムーズに設定できた。
通信暗号化強度の設定、遠隔操作時の機能制限など、情報漏洩等の観点からも安心して利用できている。ライセンスが買い切りの為、費用感も計算しやすかった。
参照元:NetSupport Manager公式HP(https://netsupport.widetec.com/casestudy/nsm_case_002)
IT企業(社員30名)のA社は、NSMを導入したテレワークの満足度が高く、コロナ禍沈静後も引き続き利用したいと考えている。全社でのテレワーク終了後も、社員の事情に応じて個別にテレワークを許可しており、現在もリモートPC作業環境を継続している。
参照元:NetSupport Manager公式HP(https://netsupport.widetec.com/casestudy/nsm_case_004)
| 初期費用 | 数量1~99ライセンス:5,834円(税込) 数量100~149ライセンス:4,805円(税込) 数量150~199ライセンス:4,633円(税込) |
|---|---|
| 年間保守費用単価 | 数量1~99ライセンス:1,166円(税込) 数量100~149ライセンス:960円(税込) 数量150~199ライセンス:926円(税込) |
※費用はライセンス数によって変わります。詳細は公式HPをご確認ください。
NetSupport Managerは1台の管理端末から複数のリモート端末にアクセスでき、さまざまな管理機能によってテレワークでのマネジメントが可能です。セキュアでスムーズなテレワークを実現します。
テレワーク導入に向けてリモートアクセスツールを選ぶ際には、使いやすさや導入のしやすさ、セキュリティの高さに着目し、自社に合うリモートアクセスツールを選びましょう。
本サイトでは、テレワークに適した「リモートデスクトップ方式」「VPN方式」「仮想デスクトップ(VDI)方式」の接続方式のそれぞれ特徴に加え、テレワーク導入のニーズ別におすすめのリモートアクセスツールを紹介しています。リモートアクセスツールをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
| 対象機器 | PC、モバイル |
|---|---|
| 動作環境 | Windows、iOS、Android |
| フレームレート | 公式HPに記載はありませんでした。 |
| 通信量 | 公式HPに記載はありませんでした。 |
| 無料体験 | あり/30日間 |
Selections
自宅や外出先でオフィス出勤時と同じアプリ、システムを利用でき、オフィスと同等の業務・セキュリティレベルを確保できる方式の
リモートアクセスツールの中から、企業が持つテレワークのニーズに特化したリモートアクセスツールを紹介します。
リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。
それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。