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リモートアクセスツールの費用

リモートアクセスツールを導入する際、事前に確認しておきたいこととして、費用の問題が挙げられます。どの程度の費用がかかるのか紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

リモートアクセスツールの導入・運用にかかる費用

リモートアクセスツールの導入や運用には、どの程度の費用がかかることになるのでしょうか。ここでは、リモートデスクトップ、VPN、仮想デスクトップについて、一般的な費用を解説します。

リモートデスクトップ

リモートデスクトップの費用は、年間で1ユーザーにつき10,000~20,000円程度のケースが多いといえます。

また、利用料金がかからないタイプのものもあります。 例えば、Chromeリモートデスクトップについては無料です。まずはリモートデスクトップとはどういったものなのか触ってみたいと考えている場合にも向いているでしょう。

ドコモビジネスが提供しているdXリモートデスクトップは、年額費用が1端末11,880円(税込)であり、初年度は10%割引が適用されます。

参照元:STRATE(https://strate.biz/remote_access/remoet_souba/

参照元:ミツモア(https://meetsmore.com/products/chrome-remote-desktop

参照元:ドコモビジネスdXリモートデスクトップ(https://www.ntt.com/business/services/dx_remote_desktop.html

VPN

VPNを構築する場合、費用の相場は以下のとおりです。

  • インターネットVPN:20,000~50,000円程度
  • IP-VPN:初期費用30,000円程度、月額費用5,000~50,000円程度

インターネットVPNのほうが費用を抑えられるのは、ルーターの購入費用と、初期設定だけで済むためです。あまり費用がかけられない方でも、安くて20,000円程度で済むということであれば、検討しやすいのではないでしょうか。

一方、IP-VPNの場合は初期費用のほかに月額費用がかかる形になります。具体的な費用については、利用する容量のほか、設置する拠点の数によって変わるので、別途よく確認しておきましょう。 導入する規模の大きなものになると費用も高額になるため、注意が必要です。

例えば、日本通信ネットワーク株式会社が提供しているIP-VPNサービス「FLESPEEQ VPN」をみてみると、価格は初期費用が84,700円(税込)、月額利用料が10,780円(税込)です。

ルーターのオンサイト工事が必要なケースでは、土休日夜間に工事を行う場合は割増料金となります。

参照元:比較ビズ(https://www.biz.ne.jp/matome/2005089/

参照元:日本通信ネットワーク(https://www.c-ntn.co.jp/service/flespeeq/ip-vpn/

仮想デスクトップ

仮想デスクトップを導入する場合、一台につき20~30万円程度の費用がかかります。ハードウェアの費用のほか、ソフトウェアの費用、導入費用といったものを含めてこの程度の価格帯です。 ただ、登録ユーザー数が少ない場合は1台当たりの費用が高くなるため、注意しましょう。

具体的なサービスで料金を確認してみると、NTTコムウェアが提供するs-WorkSquareは、1IDにつき5,720円(税込)で、別途初期費用がかかる形です。

それから、Amazon WorkSpacesの仮想デスクトップは、月単位のサブスクリプションか、時間単位で使用料が発生します。一例として、リージョン「米国西部(オレゴン)」、1vCPU, 2GBメモリの場合、月額料金は23.00USD、時間料金は7.25USD/月+0.19USD/時間です。

参照元:Azure導入支援デスク(https://cloud.nissho-ele.co.jp/vdiblog/vdi_runningcost/

参照元:NTTコムウェア(https://www.nttcom.co.jp/dscb/sworksquare/index.html

参照元:Amazon WorkSpaces(https://aws.amazon.com/jp/workspaces/pricing/

リモートアクセスの基礎知識をチェック

リモートアクセスツールを導入するにあたり、どの程度の費用がかかるのかについて紹介しました。選択するツールによって費用は大きく変わるので、事前に良く確認しておきましょう。

これからリモートアクセスを導入しようと考えている方は、リモートアクセスに関する基礎知識を確認しておくことをおすすめします。以下のページでは事前に確認しておきたい情報を掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。

リモートアクセスツールの
基礎知識を見る

Selections

快適なテレワークを実現する
リモートアクセスツール3選
         

自宅や外出先でオフィス出勤時と同じアプリ、システムを利用でき、オフィスと同等の業務・セキュリティレベルを確保できる方式の
リモートアクセスツールの中から、企業が持つテレワークのニーズに特化したリモートアクセスツールを紹介します。
リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。

ISL Online
用途に合わせた
機能・プランが選択可能
  • ヘルプデスク、社外サポート、テレワーク等、用途にあった豊富な機能・プランで生産性アップ
  • ワンタイム接続」「常駐接続」両方を利用し、管理・運用を最適化できる
  • 全セッションがSSL 256bit-AESで暗号化された、高度なセキュリティ
  • 三菱ケミカルシステム、LIXIL等の大手企業による導入実績あり
Desktop VPN
高度なセキュリティ環境で
データ保護が可能
                           
  • RSA1024bitの暗号化によるSSL-VPNトンネリングを採用、安全性の高いアクセス
  • プロバイダ等の制限なしで利用できる
  • アプリケーションをインストール、ネットに接続するだけの簡単設定
  • クライアント側にデータを残さず、情報流出のリスクを軽減
  •                    
LANSCOPE
仮想環境・物理環境を
一元管理し効率的にVDI管理
  • 誰がどの仮想デスクトップを使っているか、リソースを使用しているかを自動で取得
  • 物理環境だけでなくソフトウェアの管理も可能、仮想環境・物理環境を一元管理
  • 必要な操作を3ステップで完了できるシンプルさ
  • それぞれのユーザーに専任スタッフがつき、サポートを提供

それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。