リモートアクセスツールには、自宅などから会社のパソコンを遠隔操作するにあたり、利便性やセキュリティ対策のためのさまざまな機能が搭載されています。ここでは、注目すべき機能をピックアップし、詳しく解説しています。
「マルチモニター」は、効率の良い作業を目指して、1台のパソコンに複数のモニターが接続された状態のことです。例えば、自宅ではノートパソコンを使っていたとしても、マルチモニター機能を活用しながら会社のデスクトップパソコンに接続することで、同時作業をスムーズに行えるようになります。
リモートアクセスツールを使用しているときは、遠隔操作している会社のパソコンにも電源が入っています。そのため、リモートアクセス中の画面が第三者にのぞき見されるなどして、情報漏洩につながる可能性があります。こうした事態を防ぐべく、リモートアクセスツールには複数のモニターロック機能が搭載されているので、ぜひ活用しましょう。
ウォーターマーク(透かし)機能が使用できるリモートアクセスツールもあります。リモートアクセス中のパソコン画面や、PDFなどの印刷物、さらには流している動画やWebカメラ映像の表面にもウォーターマークを入れることができ、さまざまな種類から選べるのも便利です。ウォーターマークを入れることでどのようなメリットがあるのかを紹介します。
Selections
自宅や外出先でオフィス出勤時と同じアプリ、システムを利用でき、オフィスと同等の業務・セキュリティレベルを確保できる方式の
リモートアクセスツールの中から、企業が持つテレワークのニーズに特化したリモートアクセスツールを紹介します。
リモートアクセスツールを選ぶ際には、各方式の特徴を理解し、自社が重視するポイントに合うものを選びましょう。
それぞれ以下の条件で選定しています。(2023年6月6日調査時点)
・ISL Online…「リモートアクセスツール」で検索しヒットしたリモートデスクトップ方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてSSL 256bit-AESを採用。
・Desktop VPN…「リモートアクセスツール VPN」で検索しヒットしたVPN方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、セキュリティ対策としてRSA 1024 bitによるSSL暗号化技術を採用。
・LANSCOPE…「仮想デスクトップサービス」で検索しヒットした仮想デスクトップ(VDI)方式ツールでお試しプランのある上位10社のうち機能が最も多く、外部セキュリティ管理ツール等と連携が可能。